会計方程式とは?

投稿者: | 2021年11月5日

 

会計方程式(Accouting Equations)とは、「企業の総資産は、負債と株主資本の合計に等しい」というものです。

方程式で表すと以下になります。

資産(Assets)=負債(Liabilities)+株主資本(Owner’s Equity)

会計方程式は、基本会計方程式または貸借対照表方程式とも呼ばれます。

これは、企業が行った商取引が帳簿や会計に正確に反映されているかどうかを評価するのに役立ちます。

 

会計方程式は複式簿記の基本であり、貸借対照表上ではわかりやすい数字です。

この会計方程式によって、貸借対照表のバランスが保たれています。

実際に簡易な例を使って説明します。


大手小売企業のX社が、最新の会計年度の貸借対照表に以下のように記載したとします。

総資産: 500ドル
負債合計: 300ドル
株主資本合計:200ドル

これらの数字を会計方程式に入れてみましょう!
会計方程式の右辺(資本+負債)を計算すると、300ドル + 200ドル = 500ドル となり、X社が報告した資産額と一致します。

 

会計方程式を構成する3つの要素とは? 

会計方程式を構成する3つの要素は、資産、負債、株主資本です。

方程式は『企業の総資産は、負債に株主資本を加えたもの』になります。

世界的に採用されている複式簿記は、企業の総資産を正確に反映するように設計されています。

 

会計方程式上の資産とは?

資産とは、企業が支配している経済的価値のあるもので、現在または将来の事業のために使用できるものを指します。

資産には、現金および現金同等物などの流動資産が含まれ、また、建物や工場などの固定資産が含まれます。

他にも、株式や債券への投資などの金融資産、特許、商標、のれんなどの無形資産も含まれます。

あと、在庫も資産とみなされます。

 

会計方程式上の負債とは?

負債は会社の義務を表しています。つまり、会社の負債には、会社が負担したすべての債務が含まれます。
借入金、買掛金、抵当権、繰延収益、社債、保証、未払費用などが含まれます。

 

会計方程式上の株主資本とは?

株主資本とは、会社の価値の総額をお金の単位(アメリカならドル)で表したものです。言い換えれば、会社がすべての資産を清算し、すべての負債を返済した場合に残る金額である。

残った金額が株主資本であり、株主に還元されることになる。

利益剰余金は、株主資本の一部です。この数字は、株主に配当金として支払われなかった利益の合計である。

内部留保は、将来の使用のために蓄えられた利益の合計であるため、貯蓄と考えられる。

 

なぜ会計方程式が重要なのか?

会計方程式は、貸借対照表を構成する3つの要素(資産、負債、資本)の関係を表しています。

他の条件が同じであれば、資産が増加すれば自己資本も増加し、その逆もまた然りです。

また、負債が増加すれば自己資本は減少し、負債の返済などにより負債が減少すれば自己資本は増加します。

このような基本的な考え方が、現代の会計手法には欠かせないのです。


会計方程式は、企業の業績を投資家に伝えることはできない!

投資家は数字を解釈し、その企業の負債が多すぎるのか少なすぎるのか、資産が十分でないのか、あるいは資産が多すぎるのか、あるいは資金調達が長期的な成長を保証するのに十分かどうかを自分で判断しなければならない。