複式簿記とは?

投稿者: | 2021年11月5日

 

簿記には「複式簿記」(Double-Entry Bookkeeping)と「単式簿記」の2種類があります。


単式簿記とは、お小遣い帳や家計簿などで使われるもので、現金の出入りの結果(残高)という一面のみに着目し記録するものです。

それに対し、複式簿記とは、1つの取引における取引金額を、取引の原因と結果という二面に着目し、それぞれ同一金額を記録するものです。

複式簿記は、財政状態の把握・経営管理・外部報告という3つの目的のために使われます。

つまり、決算時に財務諸表を作成して公表することが複式簿記の目的であると言えます。

 

正確な会計を維持している企業では、すべてのビジネス取引が少なくとも2つの勘定科目で表現されます。

例えば、企業が銀行から融資を受けた場合、借りたお金は企業の資産の増加と融資負債の増加の両方として貸借対照表に反映されます。

 

また、原材料を購入して現金で支払った場合、会社の在庫(資産)が増加する一方で、現金資本(資産)が減少します。

企業が行うすべての取引で影響を受ける勘定科目が2つ以上あることから、会計システムは複式簿記と呼ばれている。

 

複式簿記では、会計方程式の左側の値が右側の値と常に一致するように、常にバランスが保たれている。

※ ちなみにこれを貸借平均の原理という。

つまり、すべての資産の合計額は、常に負債と株主資本の合計額と一致します。

 

世界的に複式簿記が採用されていることで、会計の保存と集計のプロセスが標準化され、より確実なものになっています。

複式簿記は、帳簿や記録のすべての項目が検証され、各負債(または費用)とその発生源、または各収入(または資産)とその発生源との間に検証可能な関係が存在することを保証するものであります。