世界の生保トップ10目指す、中国進出で2012年までに提携!? 2010/04/02(金)
中国進出!? これも嬉しいレポートが出ました〜。
第一生命保険<8750.T>の渡辺光一郎社長は、ロイターのインタビューに応じ、世界の生保業界において株式時価総額でトップ10入りを目指す考えを示した。中核となる国内事業の競争力強化を図るほか、海外での事業展開を進めることで、企業価値の増大を図る。渡辺社長は、中国で現地企業との提携を2012年までをめどとして取りまとめたいとの意向も述べた。

 同社は1日、東京証券取引所に上場した。渡辺社長は今後の事業展開を「2012年までが基盤づくりの時期」と説明。持株会社への移行を踏まえ、国内事業の競争力強化と、グローバル展開が可能な体制の整備を進めるとした。今後5―10年の期間で見た場合「国内の貯蓄分野と海外を成長分野と明確に位置づける。(現在の貢献度合いは低いが)収益ベースで『何割』と言えるようなレベルにしていきたい」とした。  海外では、業界内での交流が歴史的に深いアジア・オセアニア地域を重視するとした。同地域では欧米勢も展開を進めているが「(欧米勢は)基本的に貯蓄マーケット。所得水準が一定になれ(高まれ)ば、我々の成功モデルである保障性商品や第三分野商品のビジネスモデルが通用する。一気に普及率が上がると思う」と期待感を示した。
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 今後の展開としては進出を進めているインド、ベトナムなどと並び「中国に事務所を置いて、具体的な検討を進めている」と説明。現地企業と折半出資する合弁会社の形態を「メーンシナリオ」(渡辺社長)とし、マイナー出資を前提としていないとの考えを示した。提携を取りまとめる時期は「2012年までが1つのターゲット」としている。  一方、中核となる国内事業では、医療・介護保険の「第三分野」や年金分野での成長を見込み、競争力を強化するとした。国内での業界再編については「ありとあらゆることが、(規制の変更などの)環境変化に伴って起きうる」としたが、第一生命の関わり方は「買収というより、もう少し穏やかな考え方だと思う」とした。この上で「順番を間違えると、資本政策上、無理が出る。そこはしっかり固め、投資家の理解を得ながら次のステージに行く」との考え方を述べた。
 アセットマネジメント事業も重要分野との位置づけを示した。現状の日本では規制の制約などがあるため「一足飛びとはいかない」としたが、「将来的、中長期的には、欧米の生保のようにしっかりした位置づけとし、発展性のある分野と見るのは重要」と指摘。独立した事業体とすることも「視点として非常に重要だと思う」と述べた。  将来的な株主への配当政策の考え方は「当然、上場会社の平均的な配当性向は、意識していかざるを得ない」と述べた。[東京 1日 ロイター]
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